スケルトンと居抜き

店舗物件には主に「スケルトン」と「居抜き」の2通りの形態があると言えるでしょう。

「スケルトン」と呼ばれる物件は、壁や床といった部分がコンクリート打ちっ放しといったような下地のままであったり、配管がむき出しになっているといった状態の物件のことを指しているようです。
また「居抜き」と呼ばれる物件は、前の借主が使用していたままの内装や厨房機器、什器などがそのまま残っているといった状態の物件のことを指しているでしょう。

スケルトン物件を使用する際には、造作工事費、設備工事費などの費用がかかってくるため、約1,000万~2,000万円ほどの設備資金を用意しておく必要があるといわれているようです。対する居抜き物件での店舗デザインであれば、内装、厨房機器含め「造作譲渡料」と呼ばれるものを支払うだけで安く買い取ることができるとされているため、設備資金としてはスケルトン物件の5分の1程度で済む場合が多いとされているようです。また、造作の状態によっては、無償譲渡というケースもあるため、イメージやコンセプトにぴったりのものがある場合には、断然居抜き物件の利用の方が、初期費用を抑えられると言えるのではないでしょうか。

また、スケルトン物件を使用する場合には工事が大掛かりになる事がほとんどと言えるため、物件を契約してから開店するまでの期間がある程度かかることになるでしょう。
工事期間中であっても家賃は発生するのが一般的な契約なため、その予算も計算しておかなければならないと言えるでしょう。
そういった面から考えても、居抜き物件の場合は、不具合の箇所のみの改修工事程度ですませられるため、契約後比較的早く開店することができると言えるでしょう。